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速報・解説

判例百選

著作権判例百選〔第7版〕

（別冊ジュリスト272号）

2025年7月24日発売

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田村善之、奥邨弘司、駒田泰土、上野達弘

Ⅰ　著作権と所有権

1

有体物と無体物〔顔真卿事件〕
—最二小判昭和59・1・20

井関涼子

Ⅱ　著作物性

（1）　アイディアと表現の区別

2

アイディアと表現の区別〔城の定義事件〕
—東京地判平成6・4・25

西井志織

（2）　創作性

3

表現の選択の幅〔ライブドア裁判傍聴記事件〕
—知財高判平成20・7・17

上野達弘

4

二次的著作物の創作性〔豆腐屋事件〕
—知財高判平成18・11・29

平井佑希

5

編集著作物の創作性〔松本清張映像化リスト事件〕
—東京地判平成11・2・25

長谷川遼

（3）　文芸、学術、美術または音楽の範囲

6

応用美術（1）
—分離可能性説〔激安ファストファッション事件〕
—知財高判平成26・8・28

奥邨弘司

7

応用美術（2）
—美の一体性説〔TRIPP TRAPP事件〕
—知財高判平成27・4・14

中川隆太郎

（4）　著作物性の判断の具体例

8

写真の著作物性〔スメルゲット事件〕
—知財高判平成18・3・29

岡村久道

9

書体の著作物性〔ゴナU事件〕
—最一小判平成12・9・7

泉克幸

10

地図の著作物性〔ゼンリン住宅地図事件〕
—東京地判令和4・5・27

谷有恒

11

設計図の著作物性（1）
—機械〔スモーキングスタンド事件〕
—東京地判平成9・4・25

東崎賢治

12

設計図の著作物性（2）
—建築〔メゾンA事件〕
—知財高判平成27・5・25

小坂準記

13

建築の著作物性〔グルニエ・ダイン事件〕
—大阪高判平成16・9・29

澤田悠紀

14

プログラムの著作物性〔電車線設計用プログラム事件〕
—東京地判平成15・1・31

池村聡

15

データベースの著作物性〔翼システム事件〕
—東京地中間判平成13・5・25

堀江亜以子

Ⅲ　著作者

（1）　著作者

16

表現の創作者〔智惠子抄事件〕
—最三小判平成5・3・30

中山一郎

17

著作者の立証〔ノンタン事件〕
—東京高判平成11・11・17

村井麻衣子

18

編集著作物の著作者〔著作権判例百選事件：抗告審〕
—知財高決平成28・11・11

金子敏哉

（2）　著作者の判断の具体例

19

写真の著作物の著作者〔ヘアスタイルコンテスト写真事件〕
—東京地判平成27・12・9

谷川和幸

20

映画の著作物の著作者〔宇宙戦艦ヤマト事件〕
—東京地判平成14・3・25

吉田大輔

（3）　共同著作

21

共同著作の成立要件〔静かな焰事件〕
—大阪地判平成4・8・27

長塚真琴

（4）　職務著作

22

業務に従事する者〔RGBアドベンチャー事件〕
—最二小判平成15・4・11

茶園成樹

23

法人等の発意〔北見工業大学事件〕
—知財高判平成22・8・4

城山康文

24

職務の範囲〔宇宙開発事業団プログラム事件〕
—知財高判平成18・12・26

藤野忠

25

著作名義（1）
—公表を予定していない場合〔新潟鉄工事件〕
—東京高判昭和60・12・4

佐藤恵太

26

著作名義（2）
—公表名義〔ラストメッセージin最終号事件〕
—東京地判平成7・12・18

桑野雄一郎

（5）　著作権の帰属の特則

27

未編集フィルムの著作権帰属〔三沢市勢映画事件〕
—東京高判平成5・9・9

岩瀬吉和

28

映画製作者（1）〔病状紹介DVD事件〕
—知財高判令和6・3・28

梅田康宏

29

映画製作者（2）〔テレビCM原版事件〕
—知財高判平成24・10・25

橋谷俊

Ⅳ　著作者人格権

（1）　公表権

30

公表権における未公表著作物の意義〔中田英寿事件〕
—東京地判平成12・2・29

小島立

（2）　氏名表示権

31

氏名表示権〔リツイート事件〕
—最三小判令和2・7・21

山本真祐子

32

氏名表示権と公正な慣行〔セキスイツーユーホーム事件〕
—大阪地判平成17・1・17

志賀典之

（3）　同一性保持権

33

同一性保持権（1）〔ときめきメモリアル事件〕
—最三小判平成13・2・13

前田健

34

同一性保持権（2）〔毎日がすぷらった事件〕
—大阪地判平成13・8・30

吉田和彦

35

同一性保持権（3）〔町田市立国際版画美術館事件〕
—知財高決令和5・3・31

矢野敏樹

36

同一性保持権（4）〔記念樹（フジテレビ）事件〕
—東京地判平成15・12・19

麻生典

37

同一性保持権（5）〔計装工業会講習資料事件〕
—知財高判平成18・10・19

板倉集一

（4）　名誉声望毀損行為

38

名誉声望を害する利用〔スクールカウンセラー事件〕
—知財高判令和6・1・30

張睿暎

（5）　著作者死後の人格的利益の保護

39

著作者死後の人格的利益の保護〔三島由紀夫書簡事件〕
—東京高判平成12・5・23

宮下佳之

（6）　侵害に対する救済

40

名誉回復等措置〔駒込大観音事件〕
—知財高判平成22・3・25

岡田誠

41

氏名表示権の不行使と権利失効原則〔ジョン万次郎像事件〕
—知財高判平成18・2・27

村田健介

42

書籍の廃棄と著作者の人格的利益〔船橋市西図書館事件〕
—最一小判平成17・7・14

栗田昌裕

Ⅴ　著作権侵害の成否

（1）　依拠性

43

依拠性〔ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー事件〕
—最一小判昭和53・9・7

髙部眞規子

44

依拠性の立証〔マンション読本事件〕
—大阪地判平成21・3・26

山根崇邦

（2）　類似性

45

創作的表現の共通性〔江差追分事件〕
—最一小判平成13・6・28

田村善之

46

本質的特徴の直接感得性〔釣りゲータウン事件〕
—知財高判平成24・8・8

駒田泰土

47

アイディアと表現の区別（1）
—散在するアイディア〔武蔵事件〕
—知財高判平成17・6・14

比良友佳理

48

アイディアと表現の区別（2）
—選択と配列の相補性〔会社パンフ事件〕
—東京高判平成7・1・31

蘆立順美

49

編集著作物の類似性〔治療薬ハンドブック事件〕
—知財高判平成25・4・18

横山久芳

50

原著作物の二次的著作物に対する保護範囲〔キャンディ・キャンディ事件〕
—最一小判平成13・10・25

愛知靖之

51

ノンフィクションの類似性〔風にそよぐ墓標事件〕
—知財高判平成25・9・30

山内貴博

52

翻訳の類似性〔サンジェルマン殺人狂騒曲事件〕
—東京高判平成4・9・24

石新智規

53

イラストの類似性〔眠り猫事件〕
—大阪地判平成31・4・18

伊藤真

54

書の類似性〔雪月花事件〕
—東京高判平成14・2・18

石井美緖

55

地図の類似性〔プロアトラス地図事件〕
—知財高判令和5・10・12

今西頼太

56

写真の類似性〔みずみずしいすいか事件〕
—東京高判平成13・6・21

山神清和

57

楽曲の類似性〔記念樹事件〕
—東京高判平成14・9・6

武生昌士

58

ゲームの類似性〔ファイアーエムブレム事件〕
—東京高判平成16・11・24

髙野慧太

59

プログラムの類似性〔増田足チャート事件〕
—東京地判平成23・1・28

伊藤雅浩

60

データベースの類似性〔旅nesPro事件〕
—知財高判平成28・1・19

高瀬亜富

（3）　法定の利用行為

61①②

一時的蓄積と複製権〔スターデジオ事件〕
—東京地判平成12・5・16

齋藤浩貴

62

演奏権における「公衆」の意義〔音楽教室事件：控訴審〕
—知財高判令和3・3・18

平澤卓人

63

リンクと公衆送信〔ロケットニュース24事件〕
—大阪地判平成25・6・20

中崎尚

64

中古ゲームソフトの販売と頒布権〔中古ソフト事件〕
—最一小判平成14・4・25

森義之

65

契約解除と頒布権の消尽〔韓国TV番組DVD事件〕
—東京地判平成24・7・11

三浦正広

66

「情を知って」の意義〔四進レクチャー事件〕
—東京高判平成10・2・12

辻田芳幸

（4）　権利の制限

67

私的複製（1）
—団体内部の複製〔舞台装置設計図事件〕
—東京地判昭和52・7・22

君嶋祐子

68

私的複製（2）
—「その使用する者」〔自炊代行事件〕
—知財高判平成26・10・22

青木大也

69

私的録音録画補償金〔東芝事件〕
—知財高判平成23・12・22

平嶋竜太

70

引用（1）
—パロディ〔マッド・アマノ事件〕
—最三小判昭和55・3・28

酒井麻千子

71

引用（2）
—書籍への掲載〔KuToo事件〕
—知財高判令和4・3・29

増田雅史

72

引用（3）
—鑑定証書への添付〔絵画鑑定証書事件〕
—知財高判平成22・10・13

福井健策

73

引用（4）
—要約引用〔血液型と性格事件〕
—東京地判平成10・10・30

大野聖二

74

国語テストと試験問題としての複製〔国語テスト事件〕
—知財高判平成18・12・6

今村哲也

75

非営利演奏〔ハートフルチャリティーコンサート事件〕
—東京地判平成15・1・28

本山雅弘

76

時事の事件の報道〔よろず～ニュース事件〕
—東京地判令和6・1・24

諏訪野大

77

公開美術著作物の利用〔はたらくじどうしゃ事件〕
—東京地判平成13・7・25

吉田広志

78

展示に伴う小冊子〔フジタ展事件〕
—東京地判平成元・10・6

井上由里子

（5）　保護期間

79

二次的著作物の保護期間〔ポパイネクタイ事件〕
—最一小判平成9・7・17

小島喜一郎

80

旧法下の映画の保護期間〔チャップリン事件〕
—最一小判平成21・10・8

藤田晶子

81

戦時加算〔ナクソス島のアリアドネ事件〕
—東京高判平成15・6・19

作花文雄

Ⅵ　著作権侵害に対する救済

（1）　侵害主体

82

侵害主体（1）
—カラオケスナック〔クラブキャッツアイ事件〕
—最三小判昭和63・3・15

渕麻依子

83

侵害主体（2）
—送信〔まねきTV事件〕
—最三小判平成23・1・18

鈴木將文

84

侵害主体（3）
—録画〔ロクラクⅡ事件〕
—最一小判平成23・1・20

孫友容

85

侵害主体（4）
—演奏〔音楽教室事件：上告審〕
—最一小判令和4・10・24

安藤和宏

86

侵害主体（5）
—放置〔2ちゃんねる事件〕
—東京高判平成17・3・3

辰巳直彦

87

侵害主体（6）
—幇助〔ヒットワン事件〕
—大阪地判平成15・2・13

潮海久雄

（2）　差止め

88

侵害の停止または予防に必要な措置〔デサフィナード事件〕
—大阪高判平成20・9・17

末吉亙

89

差止請求権の制限の可能性〔写真で見る首里城事件〕
—那覇地判平成20・9・24

島並良

（3）　損害賠償

90

カラオケリース業者の注意義務〔ビデオメイツ事件〕
—最二小判平成13・3・2

森田宏樹

91

著作権法解釈の誤信と過失〔暁の脱走事件〕
—最三小判平成24・1・17

三山裕三

92

出版社の過失〔LECイラスト事件〕
—東京地判平成16・6・25

井奈波朋子

93

損害額の算定（1）〔東京リーガルマインド事件〕
—東京地判平成13・5・16

宮脇正晴

94

損害額の算定（2）〔ほぐしのマニュアル事件〕
—東京高判平成15・7・18

飯田圭

95

損害額の算定（3）〔黒澤映画事件〕
—知財高判平成21・9・15

東海林保

（4）　刑事罰

96

ファイル共有ソフトの提供と幇助罪〔Winny事件〕
—最三小決平成23・12・19

大友信秀

Ⅶ　権利の取引

（1）　権利譲渡

97

譲渡契約の成立〔グラブ浚渫施工管理プログラム事件〕
—大阪地判平成19・7・26

曽根翼

98

譲渡契約の解釈〔HEAT WAVE事件〕
—東京地判平成19・4・27

渡邉修

99

著作権譲渡における特掲要件〔振動制御システムソフト事件〕
—知財高判平成18・8・31

山名美加

100

登録と対抗要件〔Von Dutch事件〕
—知財高判平成20・3・27

原謙一

（2）　利用許諾

101

黙示の許諾〔生長の家事件〕
—知財高判平成30・10・9

山城一真

102

許諾契約の解釈〔コンビニコミック事件〕
—知財高判平成25・6・27

小倉秀夫

（3）　共有著作権の行使等

103

共有著作権と正当理由〔YG性格検査事件〕
—大阪高判平成25・8・29

村上画里

（4）　使用料の徴収方法と独占禁止法

104

私的独占における排除効果と人為性〔JASRAC事件〕
—最三小判平成27・4・28

川濵昇

Ⅷ　一般不法行為

105

著作権法による保護を受けない情報と不法行為法〔北朝鮮事件〕
—最一小判平成23・12・8

小嶋崇弘

Ⅸ　国際関係

106

著作権関係事件の国際裁判管轄〔ウルトラマン事件〕
—最二小判平成13・6・8

河野俊行

107

準拠法（1）
—著作権侵害〔USBフラッシュメモリ事件〕
—知財高判平成23・11・28

嶋拓哉

108

準拠法（2）
—著作権譲渡〔毎日オークション事件〕
—知財高判平成28・6・22

神前禎

109

準拠法（3）
—職務著作〔放置少女事件〕
—知財高判令和3・9・29

羽賀由利子

110

準拠法（4）
—映画著作権の帰属〔中国の世界遺産DVD事件〕
—知財高判平成24・2・28

横溝大

111

ベルヌ条約と未承認国の著作物〔北朝鮮事件〕
—最一小判平成23・12・8

北村朋史

資料

旧著作権法

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