有斐閣Onlineロージャーナルの2024年夏の特集として「地方自治の理想と現実」を公開しました。

第1次地方分権改革にかかる地方分権一括法が成立してから、四半世紀。この間の施策を振り返るとともに、地方制度が直面する現実の課題と分権改革の理念との関係を分析し、改革理念のさらなる発展を目指します。

ご注目ください。

 


 

特集/地方自治の理想と現実

 

  • 山本隆司「地方自治の理想と現実」

 

Ⅰ 地方自治の担い手

  • 大山礼子「住民と議会」
  • 中嶋直木「住民参加と地方分権改革」
  • 太田匡彦「指定地域共同活動団体制度と『公共私の連携』」

 

Ⅱ 国・地方間関係、地方相互間関係

  • 砂原庸介「地方自治と自治体間連携」
  • 巽 智彦「デジタル改革と分権改革」
  • 待鳥聡史「規制改革と地方自治」
  • 飯島淳子「国地方間の係争処理手続」

 

Ⅲ 地方自治の課題

  • 大橋真由美「人口減少・高齢化社会における地方自治」
  • 村上裕一「地方分権と国としてのレジリエンス」
  • 釼持麻衣「環境行政における地方分権改革の意義と今後の展望」

 

Ⅳ 地方財政

  • 田尾亮介「地方財政の変容と課題」