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左から、水島郁子、石﨑由季子、棗一郎、丸尾拓養

Ⅰ 座談会の趣旨

水島 社会・経済の構造変化やそれに伴う働き方の個別化・多様化を受け、労働基準関係法制の役割や、労働政策のあり方を見直し、多様な働き方を支える社会の実現に向けた抜本的な検討が求められています。本特集では、2025年1月に厚生労働省が公表した「労働基準関係法制研究会報告書」(以下「報告書」とし、同研究会は「研究会」と略記する)の内容を基に、論文と座談会のハイブリッド構成で、労働基準関係法制のこれからを検討するものです。座談会では、実務的・実践的な立場で議論し、労働基準関係法制の見直しに資する見解を示し、労働基準関係法制のあるべき方向性を示したいと考えていますのでよろしくお願いします。¶001