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有斐閣法律用語辞典第5版
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フリーランス法のはじめに
1 フリーランス法の概要
フリーランス法は、その公正取引委員会所管部分において、独占禁止法の優越的地位濫用規制に相当するものを、簡易な手続で、迅速・効果的に行おうとする法律である。その意味で、フリーランス法は下請法と同様の立場にあり、この連載において、下請法と並べて取り上げている。¶001
独占禁止法の優越的地位濫用規制の対象となり得る行為のうち、問題を生じやすいものを類型的に選び取って特に規制対象とするのが、下請法であり、フリーランス法である。したがって、規制対象の形式的な範囲については、異論もあり得るが、その外側の部分も問題となり得る中で問題となりやすいものを選び取っているだけであるから、どのように線を引きどのように解釈するかについては一定程度の「割り切り」はあってよい、という説明となるものと推測される。¶002
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白石忠志「フリーランス法(1)」有斐閣Onlineロージャーナル(2024年)(YOLJ-L2409005)