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Ⅰ はじめに

2021年11月の第1回から、全部で28回にわたって続いてきたこの「実践 知財法務」の連載も、今回が最後であり、その総括が本稿に与えられた役割である。改めて、連載開始の時に遡ろう。小泉直樹教授による「連載にあたって」では、次のように述べられている:¶001

「近年、『知財経営』の重要性が説かれていることも相まって、企業の知財法務に関する意識はますます高まっている。毎年のように行われる知財法の改正、また、技術の知識等は、知財法務担当者にとって欠かせないが、実際に知財ビジネスを行う上で起こる法律問題に対し、その知識をどう活かし、行動すればよいか戸惑われることはないだろうか。¶002