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有斐閣法律用語辞典第5版
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知財経営とは、「知財を競争力の源泉として企業価値を高める経営手法のこと」をいうとされている。¶001
しかし、ひとくちに「知財を競争力の源泉」にするといっても、様々な種類が存在する知財を一律に包括して論じることは難しい。ここでは、技術をベースにした事業を念頭に置き、知財を主として技術/発明/特許権といったものを前提に論じてみることとする。¶002
後ほど説明する「必須特許」のような広くて強い特許が取得できるケースはともかく、すでに技術自体がコモディティ化していて十分に広い特許が取得できないような場合も想定される。そのような場合には知財経営は成立しないのかというと必ずしもそうではない。本稿では、広くて強い特許が取得できるいわば理想的なケースについて最初に論じ、その後、そうではないケースについても論じていく。¶003
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鮫島正洋「知財経営」ジュリスト1591号(2023年)66頁(YOLJ-J1591066)