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有斐閣法律用語辞典第5版
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Ⅰ
動産・債権を目的とする譲渡担保および動産所有権留保について、2025年5月30日に、「譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律案」等が可決・成立した。¶001
Ⅱ
譲渡担保および所有権留保については、かねて立法の必要性が指摘されてきた。1960年頃から、我妻栄を中心として、譲渡担保法要綱、動産「所有権留保」法試案が作成された。実は、この研究活動の中には、仮登記担保法試案の公表があり(1972年)、立法へとつながったが、譲渡担保および所有権留保については、具体的な立法準備には至らなかった。¶002
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道垣内弘人「特集にあたって」ジュリスト1617号(2025年)14頁(YOLJ-J1617014)