左から、白石忠志、生貝直人、鈴木健太、野口祐子

Ⅰ. はじめに

白石デジタル広告の問題が国内外で注目を浴びています。デジタル広告という特定の事業分野に絞った話ではありますが、広告というものはあらゆる業界と関連し、つながっていますので、多岐にわたる大きな影響を持ちます。

「デジタル広告の法的問題」については、パーソナルデータその他の様々な観点からの議論が可能ですが、この座談会は、主に競争法と透明化法に絞ります。随所で他の分野についてもご発言を頂ければと思います。なお、この座談会では「競争法」として主に日本の独禁法を念頭に置きますが、外国の同種の法令も意識しているという意味で「競争法」と呼ぶことが多くなります。