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事実

Ⅰ 事業再生ADR手続等

マザーズ市場の上場会社であるA社は、平成21年7月期、連結ベースで約196億円の債務超過(平成22年7月期末までに債務超過を解消できない場合、マザーズ上場廃止となる)に陥ったことから、平成22年3月2日、事業再生実務家協会(JATP)に対して事業再生ADR手続の利用を申請し、同年6月29日、債権者会議において、事業再生計画を含め事業再生ADR手続が成立し、同再生計画に基づき、債務条件(債務の利率)変更、DES(デット・エクイティ・スワップ)による債務整理、その他の増資により、平成22年7月期末で債務超過を解消した。¶001