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私たちの生活のデジタル化が進む中で、通貨や決済手段のデジタル化も進んでいる。経済産業省の調査によれば、2010年では13.2%であったキャッシュレス決済比率(民間最終消費支出に占める、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、コード決済による支払額の占める割合)は、2023年には39.3%にまで上昇した。内訳は、大きい順に、クレジットカードが83.5%、コード決済が8.6%、電子マネーが5.1%、デビットカードが2.9%である1)。¶001