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Ⅰ 1993年(平成5年)

平成5年決定は、成城学園前駅付近の構造の変更を含むもので、その内容は、都市計画事業における行政裁量のあり方が問われた本件事業認可取消訴訟における中心的争点となった。平成5年決定による変更により、本件鉄道事業の対象である喜多見駅付近から梅ヶ丘駅付近の構造は、①世田谷区喜多見9丁目から成城4丁目の約620mは嵩上式、②世田谷区成城4丁目から成城6丁目の約870mは掘削式、③世田谷区成城6丁目から代田3丁目の約5520mは嵩上式、となった。¶001