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有斐閣法律用語辞典第5版
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有斐閣法律用語辞典第5版
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Ⅰ.憲法環境の変容
個人を尊重すれば人数は問題ではないが、人類史で夥しく生命や自己決定を害したのは、戦争、虐殺、感染症、飢餓など、大災害であった。これと関わる気候危機・原発事故など環境問題もある。それらの現実は、純然たる自然災害を除き、人の誕生・決定(人為)に端を発する。その決定が積み重なり、科学や経済の拡大、社会福祉やインフラの増減を招き、巡り巡って生命や自己決定が左右されうる。¶001
本稿では、立憲主義が花開いた18・19世紀の「近代」(市民革命期や産業革命期)はⅡ~Ⅳで遡るが、特に「現代」に着目する。日本では①20世紀の「現代」(特に1950年~1970年代の市民運動期や高度経済成長期)と②21世紀の「新しい現代」(1980年頃萌芽~2020年代)の以下のような社会の変容が瞥見できる。¶002
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藤井康博「生命権の変容、自己決定の仮構、〈人格〉権」論究ジュリスト38号(2022年)99頁(YOLJ-R0038099)