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有斐閣法律用語辞典第5版
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Ⅰ.はじめに──本稿の位置付け
本稿に与えられた課題は、19世紀的「近代」とも、20世紀的「現代」とも異なる、2020年代の「現代」における社会変容が憲法に与える影響を、グローバル化を題材に論じることである。本特集の他の執筆者に与えられた課題が、概ね、憲法内部に存在する諸制度、あるいは憲法が規律対象とする事項について扱うことであるのに対して、本稿はむしろ、憲法の側ではなく、社会変容の内容であるグローバル化を題材とすることを求められている。このような題材の相違は、現代における社会の変容が全てグローバル化にまとめられるというわけではないものの、他の寄稿者の諸論稿との重複を本稿が逃れるのは困難であるということを意味する。そこで、本稿では、本特集の他の論稿との重複を避けることを厳格には求めず、勝手ながら、本稿を本特集における総論として位置付け、抽象的な全体デザインの素描と簡単な検討を行うに留めることを心がける。¶001
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山田哲史「グローバル化時代における憲法・立憲主義の生存戦略」論究ジュリスト38号(2022年)39頁(YOLJ-R0038039)