Ⅰ. サステナブル時代における企業不祥事

1. 御社でも経営を揺るがす不祥事は起きる

これからの日本企業の経済成長を語る前提として、生産性の向上に注目が集まっている。働き方改革を推進して人的資源の流動化を進めれば、社会的に必要とされる企業には人的資源が厚く投入され、必要とされない企業からは流出する。その結果として、日本企業の生産性は高まるものと期待されている。では、社会を揺るがすような不祥事が発覚してしまった企業は「必要とされない企業」として淘汰されてしまうのであろうか。