英国では、従前、北アイルランド紛争のためのテロ対策諸立法が、一定の国際テロにも適用されていた。

ブレア労働党政権下、1998年4月10日に北アイルランド和平合意が成立し、むしろイスラム過激派によるテロの活発化が焦点となった。そこで国内外のテロ対策の包括的な恒久法として、2000年テロリズム法が制定された。同法は、テロリズムの定義を行った上で、別表第2にテロ組織を列挙し、組織化を禁止、組織的犯罪を規制した。また、テロリストへの資金調達及び財産的支援に係る犯罪を規定し、警察にテロ被疑者の7日間(後に14日間に改正)の勾留権限等を付与した。