▶ 事実

X(原告・世紀東急工業)はアスファルト合材の製造販売業者である。

アスファルト合材の製造販売分野ではXを含む大手9社が日本全国で事業を展開しているが、製品の特性上、工場から供給できる地理的範囲に制約があるため、需要者の納入場所に自社工場がない場合には同業他社(大手9社以外も含む)の工場から相互に供給を受けることがある(同業者間取引)。また、大手9社は、同業他社との間で共同企業体を結成しており、当該共同企業体の工場(JV工場)で製造されたアスファルト合材を、需要家向けの価格(顧客価格)より低い協定価格で当該共同企業体の構成員に販売することがある。