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2025年7月4日、初等・中等学校(幼稚園年長から高校3年生まで)の生徒に奨学金を支給する、州が指定する奨学金支給団体(SGOs)に対し、寄付を行う納税者1人につき1700ドル/課税年度を上限として税額控除を認める規定が設けられた(PL119-21, § 70411)。州民がこの税額控除プログラム(以下「このプログラム」)の対象とされるためには、州がこれに参加することが条件となる。このプログラムは、原則として、2027年1月1日から始まる課税年度に開始される。アメリカでは、州及び地方自治体が初等・中等教育に主な責任を負い、公立学校は学区の全ての生徒の受入れを義務付けられている。このうち私立学校等への通学を希望する生徒を支援する目的で、州等では1990年代から多数の学校選択プログラムが行われ、これに対する連邦の支援も行われてきた。しかし、今回のものは、連邦初の教育バウチャー・プログラムと評され、新しい形の支援といえる。この概要を紹介する。¶001