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判例百選シリーズにおける保険法関連百選は、1966(昭和41)年の『保険判例百選』に始まり、『商法(保険・海商)判例百選』(1977〔昭和52〕年、第2版は1993〔平成5〕年)、『損害保険判例百選』(1980〔昭和55〕年、第2版は1996〔平成8〕年)、『生命保険判例百選』(1980〔昭和55〕年、増補版は1988〔昭和63〕年)の各百選として刊行されてきた。そのようななか、本書の初版にあたる『保険法判例百選』(2010〔平成22〕年)は、1980年代以降に爆発的に増加した保険判例に対応するとともに、2008(平成20)年に制定された保険法により、商法時代の保険判例がどのような影響を受けるかを検証することを目的として編まれたものであった。同書は、新時代における保険法の研究、教育、実務のニーズに応えることができる判例解説書として、多くの支持を得ることができたと考えている。

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