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((1)より続く)¶001

Ⅳ SQE2

――次に、SQE2についても教えていただけますでしょうか。¶002

1 試験科目

畠山SQE2は、①刑事訴訟、②民事紛争解決(Dispute Resolution)、③不動産取引、④遺言・無遺言の場合の遺産管理および相続の手続(Wills and Intestacy, Probate Administration and Practice)ならびに⑤ビジネス法の5科目について、合計12個の筆記試験(3日間)および4つの口頭試験(2日間)で構成されています。②が「民事訴訟」ではないのは、調停や仲裁等のADRも出題範囲に含まれているためです。SQE2についてもサンプル問題が公表されていますので、イメージを掴むためにご覧ください。なお、前述のとおり2年以上の実務経験を有する日本法の弁護士はSQE2の受験免除申請を行うことが可能です。¶003