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有斐閣法律用語辞典第5版
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Ⅰ はじめに
現在、AIの利活用は社会の様々な領域で急速に拡大し、AIを用いたサービスやシステムが日々新たに登場している。これに伴い、AIの出力が現実世界に作用して権利法益の侵害に至るリスクも、それぞれの利活用の場面において顕在化しつつあり、民事責任の問題を提起する。¶001
本稿では、2026年4月に経済産業省から公表された「AI利活用における民事責任の解釈適用に関する手引き〔第1.0版〕」(以下「手引き」1)という)の整理に基づき2)、手引きにいう「補助/支援型AI」の類型において、AIの出力の誤り等に起因する権利法益の侵害につき、関係者(特にAI利用者)がどのような過失(行為義務)に基づき、どのような場合に民法709条の責任を負うことになるのかをみていく。¶002
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橋本佳幸「補助/支援型AIと民事責任」ジュリスト1629号(2026年)21頁(YOLJ-J1629021)