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第2回で取り上げる判例

【人権】

  • 最大決令和3・6・23判時2501号3頁(夫婦同氏制の合憲性)
  • 最大決令和5・10・25民集77巻7号1792頁(性同一性障害者特例法違憲事件)

【選挙制度】

  • 最二小判令和2・10・23判時2481号9頁(参議院選挙比例代表特定枠制度の合憲性)
  • 最大判令和2・11・18民集74巻8号2111頁(令和元年参議院選挙議員定数配分違憲訴訟)
  • 最大判令和5・10・18民集77巻7号1654頁(令和4年参議院選挙議員定数配分違憲訴訟)

田中それでは、草野耕一最高裁判所判事退官記念座談会の第2回を開催させていただきます。今回からは法分野別にその分野の専門の先生をお呼びし、草野先生と私を交えた鼎談形式で、草野裁判官の個別意見について検討してまいります。今回は憲法の第1回(憲法①)ということで、慶應義塾大学の駒村圭吾先生をお招きしました。まず前編として、人権関係の事件を2件、夫婦同氏制の合憲性および性同一性障害者特例法の性別変更要件の合憲性が争われた事件を取り上げます。次に後編として、選挙制度関係の事件3件を取り上げます。なお、憲法関係の事件は、本連載では後でもう1回、憲法②として座談会を予定しています。どうぞよろしくお願いいたします。¶001