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有斐閣法律用語辞典第5版
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韓国には、教員等に日頃の感謝を伝える「先生の日」(5月15日)という法定記念日がある。しかし、日々の教育現場で教員に伝えられるのは、必ずしも感謝ばかりとは限らない。とりわけ、近年韓国の教育現場を悩ませている、いわゆる「モンスターペアレント」に遭遇した場合は、感謝の代わりに悪質な苦情や理不尽な要求が伝えられることになる。¶001
2023年7月、教員生活2年目の若手教員が、自身が勤務するソウル市内の小学校で自死する事件が発生した。当該教員は、保護者対応に負担を感じていたとされる。警察の捜査の結果、問題となった保護者には脅迫等の犯罪は認められず、嫌疑なしと結論付けられたが、この事件を契機として、モンスターペアレントへの対応による教育現場の疲弊に社会の関心が集まり、教員の教育活動を保護するための法改正を求める声が高まった。¶002
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藤原夏人「モンスターペアレントに疲弊する韓国の教育現場」ジュリスト1629号(2026年)59頁(YOLJ-J1629059)