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事実の概要

X1(内外硝子工業―原告)は、生地管からアンプルを加工して製薬会社に販売する事業を営む株式会社である。その100%子会社であるX2(ナイガイ―原告)は、X1ほかグループ企業の資材購入を担当しており、X1は生地管の全部をX2から仕入れている(以下X1とX2を合わせてXとする)。Y(ニプロ―被告)は、我が国で唯一の生地管製造業者である訴外A(日本電気硝子)の販売代理店として、西日本地区のアンプル加工業者にA製生地管を一手に販売している。¶001