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被告人らは、中核派学生らが行った街頭闘争に際し、火炎びんを用いて、進路規制をしていた警察官に傷害を負わせ、派出所に放火するとともに、警察官Aを鉄パイプ等で乱打した上、同人に火炎びんを投げつけて、全身にわたる火傷を負わせて死亡させたとして、第1審の東京地裁において有罪判決を受けた。控訴した被告人らは、第1審判決が有罪認定に用いた証拠のうち、本件に関するテレビニュースの映像を録画したビデオテープおよびその映像の一部(炎上している派出所およびその付近における本件集団の状況を映した場面、Aが路上に倒れ、その衣服等が燃えている状況を映した場面等)を静止写真化した写真帳の証拠能力を争った。

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