平成24年度重要判例解説

最二小判平23.12.9刑集65巻9号1371頁

法律上犯罪行為に該当しないことを理由とする共犯者の無罪判決と非常上告

渡辺 咲子

熊本地判平23.12.14判時2155号43頁

たばこ事業法上の小売販売業許可取消訴訟における既存業者の原告適格

大橋 真由美

名古屋地判平23.12.14裁判所HP

リミテッド・パートナーシップの「法人」該当性

吉村 政穂

最一小判平23.12.15民集65巻9号3393頁

行政委員会委員の月額報酬を定める条例の適法性

原田 大樹

最一小判平23.12.15民集65巻9号3511頁

約束手形の商事留置権者による再生手続開始後の取立てと弁済充当の可否

山本 克己

公取審決平23.12.15公取委HP

課徴金減免制度の趣旨、減免の資格がないとされた場合の次報告者の順位

柴田 潤子

最二小判平23.12.16判時2139号3頁

違法建物の建築を目的とする請負契約が公序良俗違反とされた例

曽野 裕夫

最三小決平23.12.19刑集65巻9号1380頁

ファイル共有ソフトWinnyの公開・提供と著作権法違反幇助罪の成否

林 幹人

最一小決平23.12.19刑集65巻9号1661頁

保護処分取消事由としての「審判に付すべき事由の不存在」の意義

正木 祐史

東京地判平23.12.19判タ1380号93頁

イラン人研究生入学不許可事件

青木 節子

神戸地判平24.1.11裁判所HP

列車転覆事故と鉄道会社取締役の過失

齊藤 彰子

最二小判平24.1.13民集66巻1号1頁

所得税法34条2項の「その収入を得るために支出した金額」の意義

占部 裕典

最一小判平24.1.16判時2147号127頁②事件

起立斉唱命令違反を理由とする懲戒処分の適法性

青井 未帆

最一小判平24.1.16判時2147号127頁①事件

起立斉唱命令違反を理由とする懲戒処分の適法性

青井 未帆

最三小判平24.1.17判時2142号26頁

建物区分所有法6条1項の「共同の利益に反する行為」

鎌野 邦樹

最三小判平24.1.17判時2144号115頁

映画の著作権の存続期間に関する誤信と過失の成否

才原 慶道

神戸地判平24.1.18労判1048号140頁

偽装請負における委託者の使用者性と損害賠償責任

富永 晃一

東京高判平24.1.18判時2138号42頁

外国政府が日本において所有する土地の開発契約に基づく地上権取得の準拠法

楢﨑 みどり

最一小決平24.1.26家月64巻7号100頁

遺言による相続分の指定が遺留分を侵害した場合における遺留分減殺請求の効果

金子 敬明

知財高判平24.1.27判時2144号51頁

プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈

潮海 久雄