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事実の概要

X(原告。当時中学校3年生の少年)は、深夜、友人Aら3名とともに原動機付自転車2台に分乗して走行した後、路上に停車して、調子の悪くなったブレーキを見ていたところ、Y(警察官―被告)から、Xが無免許で原動機付自転車を運転していたとの嫌疑で、職務質問を受けた。このとき、XおよびAは、Xは運転していない旨供述したが、Yは納得せず、Xに暴行を加えて自白を迫るなどした。その後、XおよびAはパトカーで警察署に連行され、取調べを受けた。¶001