2025年12月1日

年末年始休業のお知らせ

有斐閣Online会員登録 →

有斐閣Online
とはロージャーナル Webオリジナル裁判例の
速報・解説

判例百選

医事法判例百選〔第3版〕

（別冊ジュリスト258号）

2022年7月28日発売

PDF

判例別記事一覧 →

甲斐克則、手嶋豊

Ⅰ　医療制度

（1）　医療関係者の資格

1

「医業」の意義
—最二小決令和2・9・16

佐伯仁志

2

異状死体の届出義務
—最三小判平成16・4・13

小島崇宏

3

業務停止処分取消訴訟
—東京地判平成18・2・24

水沼直樹

4

中国式治療と無資格診療事件
—東京高判平成17・6・27

辻本淳史

（2）　医療提供体制

5

病院開設許可申請における病床数削減勧告の処分性
—最三小判平成17・10・25

折橋洋介

6

医師会による開業制限
—公取委審決の取消訴訟
—東京高判平成13・2・16

前田和彦

7

混合診療
—最三小判平成23・10・25

磯部哲

8

医師の労災
—大阪高判平成20・3・27

竹内治

Ⅱ　医事行政・薬事行政

9

種痘後遺障害事件
—最二小判平成3・4・19

木下正一郎

10

ハンセン病国家賠償訴訟熊本地裁判決
—熊本地判平成13・5・11

鈴木雄介

11

クロロキン網膜症国賠請求事件
—最二小判平成7・6・23

秋元奈穂子

12①②

予防接種によるB型肝炎罹患と因果関係、時間の経過による賠償請求権の帰趨
—最二小判平成18・6・16／最二小判令和3・4・26

松井菜採

13

薬害と専門医の注意義務
—薬害エイズ事件帝京大ルート
—東京地判平成13・3・28

甲斐克則

14

官僚の不作為と刑事過失責任
—薬害エイズ事件厚生省ルート
—最二小決平成20・3・3

井田良

15①②

被害救済制度の運用
—福岡高判平成26・6・20／名古屋高判平成28・2・5

増田聖子

Ⅲ　医療情報関連

（1）　診療録・診断書

16

カルテの改ざんと証拠隠滅罪
—東京地判平成16・3・22

大澤一記

17

カルテ等の改ざんと民事裁判
—高松高判平成27・10・7

我妻学

18

医療従事者の顛末報告義務と診療録の開示
—東京地判平成22・1・28

五十嵐実保子

19

医療事故経過報告書の提出義務
—東京高決平成15・7・15

五十嵐裕美

（2）　プライバシー

20

個人情報の管理
—東京地判平成25・3・28

山本龍彦

21

鑑定医による秘密漏示事件
—最二小決平成24・2・13

澁谷洋平

22

医師の採尿検査と警察への通報
—最一小決平成17・7・19

笹倉宏紀

（3）　遺伝情報

23

望まない妊娠出産事件
—PM病事件
—東京高判平成17・1・27

神坂亮一

24

生命保険と遺伝情報
—大阪高判平成16・5・27

瀬戸山晃一

Ⅳ　医師患者関係

25

医師の発言と患者のPTSD発症
—最三小判平成23・4・26

小谷昌子

26

不必要な医療行為と不法行為
—東京地判平成27・3・4

澤野和博

27

特殊麻酔剤投与後の不作為と保護責任者遺棄致死罪
—福岡地小倉支判令和2・2・28

加藤摩耶

Ⅴ　インフォームド・コンセント

28

家族に対するがんの告知
—最三小判平成14・9・24

廣瀬清英

29

選択可能な未確立療法と医師の説明義務
—乳房温存療法
—最三小判平成13・11・27

畑中綾子

30

分娩方法に関する説明義務違反と機会の喪失
—最一小判平成17・9・8

西田幸典

31

美容整形術についての術前説明義務
—脂肪吸引
—大阪高判平成23・7・12

廣瀬美佳

32

宗教的理由による輸血拒否
—最三小判平成12・2・29

石橋秀起

33

親権者の同意と医療ネグレクト
—東京家審判平成28・6・29

横野恵

34

保存的治療が存在する場合の説明義務
—最二小判平成18・10・27

林誠司

35①②

治療後の説明・顛末報告義務
—東京地判令和2・1・30／京都地判令和2・6・17

手嶋豊

Ⅵ　未確立療法

36

未確立療法と説明義務
—新免疫療法
—東京地判平成24・7・26

阿部隆徳

Ⅶ　先端的医療・臨床試験

37

先端的治療法の医学的適応性と説明義務
—大阪地判平成20・2・13

一家綱邦

38

臨床試験のプロトコール違反
—名古屋地判平成12・3・24

村山淳子

39

臨床試験とインフォームド・コンセント
—名古屋高金沢支判平成17・4・13

水口真寿美

40

臨床試験と刑事責任
—さいたま地判平成18・10・6

菊地一樹

41

医薬品に関する論文と薬事広告規制
—最一小決令和3・6・28

三重野雄太郎

Ⅷ　医療事故

（1）　注意義務・過失・製造物責任

42①②

医療事故責任における高度の注意義務と医療水準
—最一小判昭和36・2・16／最二小判平成7・6・9

中原太郎

43

医薬品添付文書と医師の注意義務
—腰椎麻酔ショック事件
—最三小判平成8・1・23

平野哲郎

44

診療ガイドラインの扱い
—東京地判平成26・3・28

橋口賢一

45

高度な医療機関への転送義務
—最三小判平成15・11・11

渡邉知行

46

未決勾留中の被告人の治療と国の転送義務
—最一小判平成17・12・8

神谷惠子

47

歯科医療のジルコニアブリッジにおける注意義務
—東京地判平成24・1・19

藤原久子

48

インプラント処置における刑事過失責任
—東京高判平成26・12・26

山本紘之

49

気管挿管用チューブ誤挿管事件
—名古屋高金沢支判平成21・3・3

船橋亜希子

50

レーシック手術集団感染事件
—東京高判平成24・3・9

鵜飼万貴子

51

脂肪吸引手術における硬膜外麻酔全脊麻事件
—大阪地判平成18・1・24

北川佳世子

52

人工心肺装置操作ミス事件
—東京高判平成21・3・27

勝又純俊

53

ステント留置手術ミス事件
—高松高判平成19・9・18

日山亨

54①②

大学病院当直医割り箸看過事件
—東京高判平成20・11・20／東京高判平成21・4・15

星周一郎

55

癒着胎盤剥離手術と産科医の刑事責任
—福島地判平成20・8・20

武藤眞朗

56

腹腔鏡手術と手技上の過誤
—東京高判平成19・6・5

松宮孝明

57

手術避止義務違反による過失犯
—奈良地判平成24・6・22

上田正和

58

分子標的薬イレッサによる重篤な副作用
—最三小判平成25・4・12

山口斉昭

（2）　因果関係

59

ルンバール施行後の脳出血と因果関係（訴訟上の証明）
—最二小判昭和50・10・24

吉岡正豊

60

麻酔医の過失と因果関係の認定
—最二小判平成21・3・27

吉峯耕平

61

医師の不作為と患者の死亡との因果関係
—最一小判平成11・2・25

水野謙

62

交通事故と医療事故の競合
—最三小判平成13・3・13

阪上武仁

（3）　損害

63

医師の注意義務違反と因果関係・損害
—相当程度の可能性
—最二小判平成12・9・22

米村滋人

64

下肢深部静脈血栓症治療に対する期待権侵害
—最二小判平成23・2・25

越後純子

（4）　チーム医療

65①②

チーム医療における説明義務
—最一小判平成20・4・24／京都地判令和元・12・25

北山修悟

66

抗がん剤過剰投与事件
—最一小決平成17・11・15

甲斐克則、北尾仁宏

67

患者取違え事件
—最二小決平成19・3・26

日山恵美

（5）　患者ケア・病院管理上の過失

68

褥瘡裁判
—東京高判平成30・9・12

平塚志保

69

認知症患者に対する看護師の爪ケア事件
—福岡高判平成22・9・16

天田悠

70

乳児の処置
—大阪高判平成26・10・31

柳井圭子

71

新生児うつ伏せ寝窒息死事件
—東京地判平成15・4・18

保条成宏

72

乳幼児揺さぶられ症候群事件
—大阪高判令和2・2・6

山中友理

73

せん妄状態患者に対する抑制行為の義務違反性
—最三小判平成22・1・26

上山泰

74

強制退院
—名古屋高判平成20・12・2

清藤仁啓

（6）　医師・歯科医師以外の者の過失

75

助産師の外回転術による新生児の後遺症
—横浜地判平成13・4・26

梅澤彩

76

看護師の輸液に際しての注意義務
—静岡地判平成28・3・24

和泉澤千恵

77

看護師詰所におけるアラーム対処の適切性
—神戸地判平成23・9・27

峯川浩子

78

特養老人ホームにおけるドーナツ提供致死事件
—東京高判令和2・7・28

岡部雅人

79

薬剤師の疑義照会義務
—東京地判平成23・2・10

赤羽根秀宜

80

救急搬送における救急隊員の注意義務
—さいたま地判平成22・3・9

塩野隆史

81

エタノール誤注入と看護師の責任
—大阪高判平成16・7・7

門田成人

82

認知症高齢者の転倒事故
—熊本地判平成30・10・17

小西知世

（7）　保険金請求

83

民事責任と医師賠償責任保険の運用
—東京地判平成20・1・11

武市尚子

Ⅸ　生殖関係・性の自己決定

84

死後生殖
—亡夫の凍結保存精子により出生した子からの認知請求
—最二小判平成18・9・4

本田まり

85

凍結受精卵の無断使用
—大阪高判令和2・11・27

小池泰

86

減胎手術と損害賠償
—大阪高判令和2・12・17

千葉華月

87

代理懐胎
—最二小決平成19・3・23

永水裕子

88

性同一性障害と親子関係
—最三小決平成25・12・10

中村恵

89

性同一性障害特例法の要件
—最二小決平成31・1・23

河嶋春菜

90

旧優生保護法と強制不妊手術
—仙台地判令和元・5・28

中山茂樹

91

新生児取違えと消滅時効
—東京高判平成18・10・12

野々村和喜

Ⅹ　終末期医療

92

安楽死の適法要件
—横浜地判平成7・3・28

福山好典

93

治療行為の中止
—最三小決平成21・12・7

新谷一朗

94

家人による在宅患者の人工呼吸器の取外し
—横浜地判平成17・2・14

只木誠

95

終末期の治療方針
—東京地判令和元・8・22

宮下毅

96

家族間における延命措置の葛藤
—東京高判平成29・7・31

小林真紀

ⅩⅠ　移植・遺体・人由来物質・特許

97

臓器売買事件
—東京高判平成24・5・31

神馬幸一

98

外国での臓器移植後のフォローアップ治療
—東京高判令和元・5・16

宍戸圭介

99

病理解剖標本返還請求事件
—東京地判平成12・11・24

佐藤雄一郎

100

中絶胎児を「廃棄物」として処理した事例
—横浜地判平成17・5・12

石川友佳子

101

医療行為の特許性
—東京高判平成14・4・11

中野亮介

ⅩⅡ　精神科医療

102

統合失調症患者の自殺と医師の責任
—最三小判平成31・3・12

西山健治郎

103

任意入院患者の院外での他害行為
—高松高判平成28・2・26

長谷川義仁

104

無診察治療の禁止
—千葉地判平成12・6・30

神野礼斉

105

妄想型統合失調症による行為の評価と医療観察法の対象行為該当性の判断方法
—最三小決平成20・6・18

横藤田誠

106

医療観察法による鑑定入院命令に対する取消請求
—最三小決平成21・8・7

平野美紀

107

医療観察法の憲法問題
—最三小決平成29・12・18

稲葉実香

108

疾患の影響下における交通事故
—東京高判平成30・2・22

城下裕二

109

解離性同一性障害と責任能力
—東京高判平成30・2・27

上原大祐

Column

1

医療情報の提供に関する各種指針

藤田卓仙

2

医学研究・先端医療技術に関する政府指針

神里彩子

3

生殖補助医療に関する各種指針

小門穂

4

終末期医療に関する各種指針

甲斐克則

← 一覧に戻る

｢知る､学ぶ､拓く｡｣を日常に。

有料会員への登録で、
ここだけの限定記事のほか過去の文献まで
法律分野のコンテンツが読み放題。

（会員コースに応じて閲覧可能範囲は異なります。）

有料会員に申し込む →